【注意喚起】ビザ申請者を狙った詐欺に関する公式警告

ー オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)発表 ー
オーストラリア内務省は、現在ビザ申請者を対象にした詐欺が確認されているとして、公式に注意喚起を行っています。
※内務省の公式サイトおよび Tony Burke 内務相の発表ページより
詐欺の手口は、内務省の職員や上級担当者を名乗り、
「ビザ審査を早くできる」「申請を優先処理する」
などと言って追加料金を求めるものです。
内務省は明確に以下を強調しています:
正規の職員が、ビザ申請のスピードや優先処理のために料金を要求することは絶対にない
また、予期せぬ連絡(電話・メール・SMS)が来た場合は、
対応せず削除または通話を終了し、
必要であれば 公式サイトまたは ImmiAccount で確認するよう呼びかけています。
🛡️ 安全対策のポイント
- パスワードは固有かつ強固なものを使用
- デバイスのソフトウェアを常に最新版に
- 多要素認証(MFA)が利用できる場合は必ず有効に
ビザ申請中、またはこれから申請予定の方は、詐欺被害を防ぐためにも十分ご注意ください。
「50回停学」から進学へ メルボルンのオルタナティブ校が示す道

メルボルン北部のパビリオン・スクールは、犯罪や不登校などで通常校から排除された若者を受け入れる“最後の砦”のようなオルタナティブ州立校です。
ブリトニー・マニャーニさんは、家庭環境の不安定さなどから中学2年生までに50回以上の停学を受け、通学も1日3時間に制限されていましたが、同校に移ってからは少人数+柔軟な時間割、ウェルビーイング担当者との対話を通じて安定して通学できるようになりました。
現在はコミュニティサービスのディプロマ取得を目指し、「自分と同じように家で居場所を見つけられなにような子どもたちを支えたい」と語る彼女の姿は、「問題児」のラベルを貼られた若者にも、適切な環境と支援があれば未来が開けることを示しています
🔗 ソース:The Guardian
夏の週末は“タダ乗り”に メルボルン公共交通が無料期間へ

メトロトンネル開通を記念して、11月30日から来年2月1日まで、ビクトリア州内の電車・トラム・バスが毎週末無料になります。
新しく設立されたアーデン、パークビル、ステートライブラリー、タウンホール、アンザックの5つの新駅を気軽に“乗りながら”見に行けるチャンスで、州政府は「長年の工事に付き合ってくれた市民へのお礼」と位置づけています。
ちょっと遠くのエリアや、普段は乗らない路線を週末に試してみるにはぴったりの2カ月になりそうです。
🔗 ソース:Transport victoria
メルボルン市、「人と物語」を守る Heritage Strategy 2025 を審議

メルボルン市は「Heritage Strategy 2025: Stories of people and place」と題した新しく歴史や文化を守る戦略をまとめ、12月2日のフューチャー・メルボルン委員会で採択の是非を検討しています。
この新しい戦略では歴史的建造物だけでなく、その場所に関わってきたコミュニティや人々の物語、先住民の文化的つながりも含めて「都市の遺産」として守ることを柱とし、2024〜2025年にかけて行われたディスカッションペーパーや市民・事業者からの意見が反映されています。
今後はこの戦略を指針として、開発圧の高いエリアでも歴史や記憶を生かした都市づくりや、市民参加型の歴史・文化保全を進めていくことが期待されています。
🔗 ソース:Participate Melbourne
“見張る”より“寄り添う”治安対策 駅前で支えるCommunity Connectorsが金賞

サウス・イースト・コミュニティ・リンクス(SECL)とMetro Trains Melbourneが展開するCommunity Connectorsプログラムが、2025年オーストラリア犯罪・暴力防止賞(ACVPA)のゴールドアワードを受賞しました。
パープルのベストを着たアウトリーチスタッフが、ダンデノング駅やフランクストン駅周辺でホームレス状態の人やメンタルヘルス、家庭内暴力、薬物問題などに直面する人に声をかけ、トラブルを未然に防ぎながら支援先につなげています。
これまでに7,100人以上に関わり、自傷・暴力などの危険行動を280件防止、117件の緊迫した状況をエスカレート前に収束させ、周辺の無秩序行為は79%減、公序良俗違反も59%減という成果が報告されています。
警備や取り締まりよりも「共感とつながり」で街を安全にするこのモデルは、他地域にも広げられる可能性があると専門家からも高く評価されています。
🔗 ソース:SECL
学生ビザ「審査待ち」約5万件に

オーストラリアで学生ビザの審査・不服申立てが急増不服申し立てが急増し、審査が長期化
オーストラリアの行政審査機関(ART)では、学生ビザの不服申し立て件数が急増し、
約4万6,000件(全体の約4割)が審査待ちとなっています。
そのうち1〜2年以上動いていない案件も1万件超とされ、大幅な処理遅れが問題視されています。
審査結果の見直しでビザが認められるケースも多く、初期判断の妥当性や審査体制の課題も浮上。
政府は人員増強を進めていますが、依然として人手不足が続いており、
今後もしばらく審査の混雑と長期化が続く見込みです。
留学生にとっては、申請・再審査の長期化や不確実性がリスクとなっており、
ビザ手続きに慎重さが求められています。
🔗 ソース:News.com.au
16歳未満SNS禁止、最高裁へ

人権委員会も介入検討、社会的議論が拡大
オーストラリアでは、2025年12月から「16歳未満は主要SNSを利用できない」法律が導入される予定です。
Instagram・TikTok・Facebook・YouTubeなどが対象となり、アカウント作成や利用が全面禁止となります。
この法律は「有害コンテンツから子どもを守る」目的ですが、
15歳の若者2名とデジタル権利団体が最高裁に不服申し立てを提出。
彼らは、SNSが若者にとって
- 情報へのアクセス
- 意見発信
- 社会参加や政治的議論
の重要な場となっていることから、一律禁止は憲法上の自由を侵害すると主張しています。
さらに、オーストラリア人権委員会はこの裁判に介入するかを検討中で、
法規制が
- 子どもの安全の確保
と同時に - 表現の自由や参加の権利
を過度に制限していないかを議論する狙いがあります。
政府は安全確保を強調していますが、
反対側は「禁止よりも年齢確認強化や教育、利用制限など代替策がある」と指摘。
今回の裁判結果によって、SNS政策が見直される可能性もあります。
今後の動きに注目です。
🔗 ソース:News.com.au
オーストラリア各地で“異例の夏入り”

猛暑・火災警報・寒波が同時発生
夏のスタートとともに、オーストラリア各地で異例の天候が起きています。
西オーストラリア州や北部では、気温35〜37℃の熱波や火災警報が出されるなど厳しい暑さに。一方で、ビクトリア州やタスマニア州など南部では冷たい雨や強風、15℃前後の寒さとなり、標高の高い地域では雪も観測されています。
気象当局は、今シーズンについて
- 例年より高温傾向
- 乾燥の進行
- ブッシュファイアリスクの上昇
を警戒しており、特に夏後半の火災リスク増加を指摘しています。
地域によって気候差が大きく、熱中症対策や火災情報の確認、防寒準備など、状況に応じた対応が求められる夏の幕開けとなりました。
今週のメルボルンの天気

メルボルンの今週は、木曜に最高34℃の真夏日となった後、金〜土にかけて雨や曇りで気温が下がり、日曜には18℃前後まで冷え込むものの、週明けには再び20℃台後半の暖かさが戻るなど上下の変動が大きく、雨の可能性も断続的に続く不安定な天候となる見込みですので、みなさまどうぞ体調管理と服装調整に気をつけてお過ごしください。
